令和7年度生 入学願書受付中【 詳しくはコチラ 】

医療秘書科

医療環境の変化に求められる医療秘書「専門士」。
令和6年度医療DX推進体制整備加算(新設)により、マイナ保険証利用によるオンライン資格確認で取得した診療情報、薬剤情報、電子処方箋及び電子カルテ情報共有サービスの整備などに対応できるIT技術人材として、また、ドクターズクラークとして学びます。

専門士医療秘書(商業実務専門課程)

文部科学大臣告示(第八十四号)

専門士医療秘書(商業実務専門課程) 文部科学大臣告示(第八十四号)

2025年度カリキュラム

一般教育科目

心理学・社会学・医療英語・体育


医学基礎科目

基礎医学・薬理学・新看護学


専門技術科目

秘書概論・医療秘書学・医療事務基礎学(Ⅰ)(Ⅱ)・医療簿記
コンピューター処理(Ⅰ)(Ⅱ)・受付・会計実習・ワープロ(Excel・Word)
調剤薬局事務・介護保険事務


応用科目

医療法規・衛生法規(診療情報)・病院マネジメント


実技科目

美容講座・接遇マナー・手話講座


鹿児島で、はじめての医療秘書科を設置、本校独自の学習システムと、校内実習や病院実習と資格取得で就職を目指す。また、社会人としての接遇マナー、ボランティア活動を通して、本校の教育は高く評価され毎年高い就職実績を誇っています。
医療秘書は、病院受付・医療事務・病棟クラーク・介護事務・調剤薬局事務・医療情報処理・電子カルテ、診療録管理さらに医師事務作業補助者(ドクター秘書)など多くの領域に達します。
いかなる場合においても、医療秘書は上司である医師の指示に従い、その監督のもとで、法律に沿って仕事をし、医師が治療に専念できるよう事務的な面で医師を補助することであるといえます。医療秘書科は一般秘書業務知識から、医療事務、基礎医学、薬理学、心理学などについて学び、医療に関する様々なデータや情報を的確に処理し、デジタル化に対応した医療事務・医療秘書を目指します。

技能検定は就職の決め手、
社会のパスポート


下記のマークは本校の学生に取得していただく全国統一の検定です。

医療秘書技能検定[1~3級](年2回)

(一社)医療秘書教育全国協議会主催

医療事務技能審査試験

(一財)日本医療教育財団主催

医事コンピュータ技能検定試験[2級]

(一社)医療秘書教育全国協議会主催

電子カルテ実技検定試験

(一社)医療秘書教育全国協議会主催

メディカル・フロント・コンシェルジュ

(一財)日本医療教育財団主催

医師事務作業補助技能認定

準一級以上、❸❹の試験に合格することで、
 医療事務作業補助技能認定証を授与されます。

準一級以上、❸❹の試験に合格することで、 医療事務作業補助技能認定証を授与されます。

の全国統一の試験は校納金以外に受験料が必要となります。

本校を卒業と同時に取得できる資格

医療秘書専門士

医療事務コンピュータ技能

医療事務士

調剤薬局事務士

介護保険事務管理

医師事務作業補助者
(ドクター秘書)

平成20年4月、診療報酬改定において病院勤務医の負担軽減を重点的に図るため、医師が必ずしも自ら行う必要のない書類作成等の業務について医
師以外の者(医療秘書等)に担わせることができる体制について評価が行われた。鹿児島ではじめての医療秘書(病院事務者)の人材育成を推し進
めている本校においては、事務が診療報酬上評価されたことは画期的なことである。
また、平成28年4月の診療報酬改訂によりいままで算定対象外であった、特定機能病院(大学病院)・療養病棟・精神病棟も加算対象に加わることから、ドクター秘書を配置する病院の増加も予想され、その養成、輩出が強く望まれている。

高度専門化する医療秘書
レセプト請求
オンラインシステム

原則すべての医療機関に診療報酬のオンライン請求システムが開始されるのにともない、医療秘書業務の高度化ならびに情報化に対し、電子カルテ、オーダリングシステム、DPC(1日当たりの包括評価制度)導入など、医事課の環境の変化に対応できる病院情報化システム管理を学びます。


変化の時代に求められる医療秘書「専門士」


最近、業務のIT化に伴いITクラーク(病棟看護部補助員)の必要性も注目を浴びています。
多くの専門職が混在している医療の現場は、色々な方向性を持っています。

受付・会計

病棟クラーク

ITクラーク(予約)

システムオペレーター(入力の補助)

医師の専属秘書(医師の補助)

医療行為算定項目チェック(レセプト点検)

平成20年4月新設
医療秘書に診療報酬


医師に診療や手術などに専念してもらうため、医師の書類作成などを代行する医療秘書に注目が集まる中、病院勤務医の負担軽減策として平成20年4月から医療秘書が働く病院へ診療報酬(国から病院へ手当がおりる)が支払われるという体制が導入されました。

医療秘書の定義


日本医師会は「医療秘書は、医療の総括的責任を持つ医師の機能の一部を担い、情報の円滑化に資するなど、広くその業務を補佐するものである」と定義している。
また、医療秘書教育全国協議会は「医療秘書とは、近代的医療機関における医療の健全な運営の中で、診療・看護・医療技術の行使に関連する業務を、専門的技術と技能を持って遂行する専門職であり、いわゆる医療チームの一員として、管理者及び専門職の持つ知識や技術が効率よく発揮できるように、専門的な援助と、各部門間の連絡調整にあたり、医療の高度化に寄与するものである」と定義付けている。
医療は診療・看護・医療技術の行使に関連する診療部門とフロントラインでの対応や病棟(クラーク)・外来のアメニティなど患者サービス部門に分けら、両定義ともに医療スタッフの補佐業務に加えて接遇能力やその中心である患者様を援助、補佐することができる能力が重要である。

オンライン診療情報システム

医療DXの推進にかかる全体像